大杉隼平写真展「KAMIKATSU」― 四国一小さな町の人々の生活は今大切なことを問いかけてくれる ―

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国内外で幅広い活動を続ける注目の写真家 大杉隼平による写真展「KAMIKATSU」 を開催いたします。
【第1弾】2022年5月3日から5月8日まで、東京のDAIKANYAMA GARAGEに上勝町が再現されます。
【第2弾】2022年5月28日から6月5日まで、撮影地上勝町のゼロウェストセンターで開催いたします。

四国で一番小さい町「上勝町」
葉っぱビジネスの町、ゼロ・ウェイストの町といえば聞いたことがあるでしょうか。

棚田百選に選ばれた「樫原の棚田」や、国の重要無形民俗文化財に指定されている阿波晩茶など、世界に誇る美しい景観と伝統文化がある町でもあります。
そんな上勝町ですが、現在の人口は約1450人、その半分以上が高齢者の町でもあります。
しかし、人口が少なくても活気が失われることはありません。なぜなら、上勝町民の一人一人が、自分らしい暮らしを知っているからです。

田舎町の暮らしは意外といそがしい。
なぜなら、仕事でうもれがちな日々の合間にも、私たちにはめんどうな草刈りもあって、顔を見たいおじいちゃんおばあちゃんがいて、話合いたい友人がいて、癒やしてくれる景色もあって、私たちの暮らしを充実させてくれるものがたくさんあるからです。

そして、そうした暮らしを私たちは"しわしわ、ことこと"(急がず、焦らず)を合言葉に、ゆっくりと今日まで紡いできました。先祖代々受け継がれてきた土地を守り、文化を守り、生業を守り、後生へつないでいくことを、私たちはあきらめていません。また、新しい命が生まれれば、町全体が祝福の気持ちで迎え入れます。

言葉だけでは語りつくせない町、それが上勝町という地域です。

そして、そんな上勝町を世界で活躍する写真家の大杉隼平さんに撮影してもらい、写真展を開催することで、よりたくさんの方々に上勝町を知ってもらう機会をつくることになりました。
一地域がここまで大胆に魅せにかかるのは、初めてのことではないでしょうか。町民のために、子どもたちのためにという私たちの思いを大杉さんが汲んでくれ、写真展にいたるまでにたくさんのすばらしい出会いと企画がうまれてきました。
その一つには、上勝小学校や上勝中学校で実施した大杉氏による写真撮影ワークショップがあります。プロの写真家と関わる貴重な体験のなかで、子どもたちはカメラを通して町の魅力を発見したり、自分の作品を作り上げる喜びを感じることができました。上勝町での学びが子どもたちにとって実りあるものになることを願っています。

私たちが感じてる自然の美しさ、食の恵み、働く人たち、町の宝である"人"の姿が、大杉さんの力でありのままに写し撮られ、地方の活力や魅力が伝わる写真ができました。

この写真展を通して、たくさんの方に上勝町の魅力をお伝えできると思います。
ぜひ、写真展お越しいただき、上勝町にも遊びにきてください。

きっと上勝町の魅力が伝わるはずです。

大杉隼平写真展「KAMIKATSU」 第1弾
会場:DAIKANYAMA GARAGE
住所:東京都目黒区中目黒1-3-12 アーバンリゾート代官山1-2F
期間:2022年5月3日(火・祝)ー5月8日(日)11:00-19:00
入場:無料

■大杉隼平写真展「KAMIKATSU」 第2弾
会場:上勝町ゼロ・ウェイストセンター
住所:徳島県勝浦郡上勝町大字福原字日浦7-2
期間:2022年5月28日(土)ー6月5日(日)11:00-17:00
入場:無料

https://www.facebook.com/town.kamikatsu/

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Posted by 鬼岩 正和