岐阜県飛騨市・山之村で地域保全ボランティア募集! 地元で「井普請(いぶしん)」と呼ばれる水路清掃・維持作業 5/21(土)

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岐阜県飛騨市の山之村地域は標高1000mの高地にあり「天空の里」とも呼ばれている地域です。春と秋の二回、集落の周囲を囲む水路の清掃・維持作業を地域住民が行っていますが、年々人口が減少して作業を行う人員が不足していることから、ボランティアを募集することになりました。飛騨市の運営する「ヒダスケ!」の仕組みを利用し、5/21(土)に行う水路清掃・維持作業のボランティアを募集します。山之村牧場株式会社は、この活動に集合場所の提供などの協力を行います。定員は10名で、参加者には地元で栽培・製粉したそば粉から作った手打ちそばが振舞われます。

◆場所は、かつて岐阜県3大秘境に数えられた飛騨市山之村(やまのむら)

岐阜県飛騨市の北部に、山之村(やまのむら)と呼ばれる地域があります。標高1000mの高地にあることから「天空の里」とも呼ばれています。最寄りの市街地から車で40分と隔絶されていることから、かつては秘境と呼ばれていました。

山之村は7つの集落から成り立っていますが、今回ボランティアを募集するのは、そのうちの一つ森茂(もりも)地区です。作業・ボランティア募集の主体は森茂地区の自治会です。

◆井普請(いぶしん)のお手伝いボランティアを募集します。

山之村の集落は周囲を水路に囲まれています。昔は生活用水としての役割もありましたが、現在は主に農業用水として使われています。

水路と言っても、森の中を流れる小川のような素朴なものです。秋には葉が沢山落ちて谷に溜ったり、冬には雪で木々が覆さったり、土砂が堆積したりと、自然の中にあるので常に変化していきます。

春と秋の二回、この水の清掃・維持作業を行います。地元では井普請(いぶしん)と呼んでいる作業で、実施しなければ数年で水路が使えなくなってしまう重要な作業です。

水路には、山から流れてきた水を川に送る機能もあり、水の豊富なこの地域で水害を防ぐ効果もあると考えられています。

◆水路は全7本

森茂地区を取り囲むように流れている水路は全7本。地域の住民が手分けして井普請を行いますが、年々人口が減ってきており、人手が不足しています。2,3人ずつに分かれて各水路の作業を行っていますが、中には一人で行っているところもあります。

近年は人手不足で作業が終わらない場合もあり、ボランティアの方にお手伝いをお願いすることになりました。

◆参加者には完全地元産の手打ちそばを振舞います

森茂地区では、近年蕎麦の栽培が盛んです。収穫した蕎麦は、地区内にある「-天空の牧場-奥飛騨山之村牧場」でそば粉に加工された後、こちらも地区内の「夕顔の駅食堂」で手打ち蕎麦になります。

栽培・製粉・そばうち、全ての工程を森茂地区内で行っている完全地元産の手打ちそばをぜひご賞味ください。

◆参加方法 事前の申し込みが必要です

日時 令和4年5月21日(土)8時

場所 -天空の牧場-奥飛騨山之村牧場 駐車場集合

ボランティアの募集は、飛騨市の運営する「ヒダスケ!」という仕組みを利用しています。下記アドレスの応募フォームから参加応募してください。

https://hidasuke.com/

投稿者プロフィール

かずさから元気を
かずさから元気を
実は、すでに還暦を過ぎているおじいちゃん。
40才代ですでに孫を持つ「おじいちゃん」になっていたのですw
Webシステムエンジニア&プロデューサー、Google認定フォトグラファー。
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