【界 阿蘇】手業のひととき「家具職人とともに歩き、作る、小国杉の木工体験」開催|期間:2024年9月1日~11月30日、2025年4月1日~8月31日~250年大切に守られてきた阿蘇の森 地域の文化と想い~
阿蘇くじゅう国立公園に佇む界 阿蘇では、2024年9月1日~2024年11月30日、2025年4月1日~2025年8月31日の期間、手業のひととき「家具職人とともに歩き、作る、小国杉の木工体験」を開催します。
阿蘇小国町で250年の間守り育てられてきた小国杉(おぐにすぎ)。木が育ち私たちの手元に届くまでには、多くの人の手を介し、そこには様々な想いがあります。その想いのバトンを受け継ぐ家具職人と共に森を歩き、対話や木工体験を通して、小国杉の特徴や地域の文化、人々の想いに触れることができます。本取り組みは2021年より界全施設で実施している、職人・生産者と行うご当地文化体験「手業のひととき」の一環です。
特徴1 森の歴史と共に生きる人々の想いを知る
界 阿蘇での滞在の前に、森林の中に佇む家具職人の工房へ。まずは、周辺の森林を散策しながら、250年大切に守られてきた森や、共に生きる地域の人々の想いや文化について、地元で活躍する家具職人から紹介を聞きます。森で暮らす職人だからこそ分かる、人と共に生きる森の特徴や、人々がどのように森を守り継承しているのかなどを、実際に木々や森の空気に触れながら知ることができるひとときです。
特徴2 職人の技術を体験する
森林を歩いた後は、工房での職人の技術を知る体験です。工房見学では、森林で触れた木々が、どんな想いと技術を経て日々の暮らしに沿う形に仕上げられているのかを知ることができます。木工体験では、木工の基本の作業が詰まった小国杉の木箱づくりを行います。木材を切ったり、削ったり、木目を美しく仕上げたりする作業を通して、木の特徴を生かして仕上げる木工の奥深さを感じられます。
特徴3 小国杉をより深く知る界 阿蘇での滞在
体験後は、界 阿蘇での滞在を通して、小国杉の木目の美しさや香り、地域に愛されるからこそ様々な形に姿を変え続ける小国杉の在り方を、触れながら感じることができます。ご当地楽の「マイカルデラづくり」では、小国杉が育つ阿蘇のカルデラの大地の成り立ちを学び、客室では、露天風呂に浸かりながら小国杉の木糸で作られた手ぬぐいの肌触りを感じられます。手のひらサイズの小国杉を削る「撫で杉」体験では、小国杉の香りや木を削る音、滑らかに変化する手触りを楽しんだりと、小国杉の魅力を散りばめた滞在を用意しています。
小国杉とは
肥後熊本藩が財政立て直しのために林業を奨励した250年前に端を発し、現在に至るまで脈々と受け継がれてきた、阿蘇郡小国町で育てられている九州随一のブランド材。阿蘇ならではの寒暖差から成る緻密な年輪と丈夫さが特徴です。また、各地で放置森林が問題視される中、小国町では、育った木をいつ頃伐って売りに出し、どんな木を植樹して新たな森づくりを進めるか、また、地域全体で見た時に経済林や水源林などどういう機能を持たせるのがいいかといった、森を最適化するためのプラン策定が進んでいることや、環境に配慮された持続可能なシステムの元で林業が行われていることも特徴です。(*1)
*1:小国町森林組合公式HPより
「手業のひととき」を担当する かける木工舎 當房(とうぼう)こず枝 氏
<プロフィール>
大学を卒業後、企業で9年間勤めたのちに家具職人を志して長野県へ。家具工房での修業を経て2019年に帰熊、阿蘇の壮大な自然と暮らしに憧れ、阿蘇郡小国町に工房を開く。森に暮らす家具職人として、木の質感と手触りを大切にした家具をオーダーメイドで製作しながら、小国杉の柔らかな手触りや個性的な表情を活かした木工ワークショップ等も手掛ける。
<コメント>
昔に比べて、森と人はだんだん身近でなくなっているのかも知れません。しかし森に一歩足を踏み入れると、そこには変わらずに木々が生きていて、その木を植えた人の想いを感じることができます。木という生き物が、人の手業を介して暮らしの道具として新しく生まれ変わる。そういうところが木のものづくりの楽しさかなと思っています。
かける木工舎について
小国杉の森の中にひっそりと佇み、2人の家具職人が暮らしながら木製家具をつくる工房。ひとつひとつの木の個性を読み、古の知恵と伝統的な技術でつくることを大切にしながら、オーダーメイド家具の製作を中心に、木製雑貨のワークショップなども行っています。
家具づくりに使用する小国杉は地元森林組合の原木市で丸太を買い付けるなど、オーダーに合わせて様々な樹種に対応しています。
概要
期間:2024年9月1日~11月30日、2025年4月1日~8月31日 *一部除外日あり
料金:1名16,400円(税込、宿泊費別)
予約:公式サイトにて7日前までに要予約
時間:チェックイン当日12:00~15:00
定員:各日1組 2名~5名
「手業のひととき」とは
「手業のひととき」とは、地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々に出会い、お客様がその希少な技を間近で見たり、舞台裏を知ったりできるご当地文化体験です。「界」では、ブランド発足以来、「その地域、その季節ならではのおもてなし」を提供しています。界のスタッフは職人や作家、生産者の方々から、ご当地の文化や手仕事を教わり、その地域に一層愛着を感じるという経験を重ねてきました。その経験を元に、お客様にも、ぜひ地域の文化を継承する職人や作家、生産者の手業に触れて欲しい、という思いで「手業のひととき」を2021年より開催しています。これまでに18施設で23の体験を実施し、界全体で1200名を超える利用がありました。
詳細URL : https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/
投稿者プロフィール
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WEB作家・小説家・エッセイスト「鬼岩正和」
キレイごとだけでは語れない親子の人生。人は闇に落ちてしまうのか?人生の機微を赤裸々に描く!
それだけじゃない!
WEBシステムエンジニア ・ ご当地プロデューサー ・ パノラマ写真家
https://4town.net/
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