2021年度朝日スポーツ賞が決定！メジャーリーグ大谷翔平選手（エンゼルス）が初の受賞

2021年12月12日スポーツ

株式会社朝日新聞社（代表取締役社長：中村史郎）がスポーツの分野で優れた成果を挙げた個人または団体を顕彰する2021年度「朝日スポーツ賞」が決定しました。
受賞したのは大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手です。投打の「二刀流」が評価され、大リーグのアメリカン・リーグ最優秀選手（MVP）に選ばれました。

大谷選手は大リーグで長らく封じられてきた投打同時出場で結果を出し、球史に残るシーズンをつくりました。登板した２３試合のうち、２０試合で打席に入り、今季の活躍には「あのベーブ・ルース以来の記録」といった表現も多用されました。野手としては１５５試合に出場し、本塁打では、松井秀喜さん（ヤンキース）が２００４年に記録した日本選手最多の３１本を更新し、本塁打王のタイトルまで２本差の４６本をマークしました。投手では９勝２敗、１５６奪三振、防御率３・１８と、エンゼルスのエース格となって活躍、走っては、ア・リーグ５位の２６盗塁を記録しました。

７月の球宴では、史上初めて投手と指名打者の両方で選ばれました。ア・リーグＭＶＰだけでなく、今季最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」などにも輝き、打撃に、投球に、走塁にと、規格外の活躍で、数々の日本選手の記録を作りました。

贈呈式は来年1月28日に東京都内で行われます。