スペイン産牛肉の専門職間連携団体PROVACUNOが日本でワンダフルビーフ2.0キャンペーンを開始

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スペイン産牛肉の専門農業協会のPROVACUNO(プロバクーノ、スペイン マドリード)は、EUで生産された牛肉をアピールする新たなキャンペーン『ワンダフルビーフ』を日本でスタートしました。このキャンペーンでは、トレーサビリティーと動物愛護を保証し、安全安心で優れた品質と味に焦点を当て、レシピ紹介等のコンテンツのSNS発信、商談会・展示会を通じて、日本のバイヤーにEUやスペインで生産された牛肉を紹介します。

ワンダフルビーフキャンペーンを通じて日本に輸出するEUの牛肉は、動物の健康と給餌に関する規制、動物愛護、サステナビリティ(持続可能性)と環境配慮、トレーサビリティなど食品安全性を担保する厳格な欧州生産モデルによって管理されています。ワンダフルビーフキャンペーンでは、日本人に人気の高い穀物飼料で育てられた牛肉を取り扱っており、月齢に基づいて分類され、さまざまなグレードのカットで販売されています。また、EUで生産された牛肉は、成長促進のためのホルモン剤等化学物質を使用せず、持続可能な方法で飼育されております。ヨーロッパとスペインでは、農場から食卓までのすべての生産過程において、厳しいチェックシステムが導入されています。今回のキャンペーンでは、これらの牛肉の特徴をアピールし、日本市場での認知度向上を図ります。

ワンダフルビーフキャンペーンを通じてEUから日本へ輸出される牛肉は、日本人が好む穀物飼料で育てられた牛が主で、牧草で育てられた牛より低脂肪で繊細な味わいのものです。価格的においても豪州産や米国産とほぼ同等で、品質・コストの面で競争力があります。

総務省の家計調査によると、2020年に家庭での生鮮牛肉の消費は766円(前年同月比28.1%増)で、12月は他の月の約2倍になっています。今後も日本市場での牛肉消費は増加することが予想され、日本への輸出を強化して参ります。

スペイン牛は輸入解禁後2年目であり、身近に感じてもらうために、肉質や肉の特徴を活かしたレシピも積極的に発信していきます。ワンダフルビーフのホームページでは、クリスマスや年末年始向けの新しい食材として、繊細な味のスペイン牛を提案し、大切な人、家族や親戚との時間を提供していきたいと考えています。
レシピ紹介ページ:https://wonderfulbeef.eu/taste-it/?lang=ja

■安全性の確保について

プロバクーノは、食肉処理から商品化までの食肉産業チェーンプロセスの安全性を監督する組織であるAnafricのメンバーです。EUの食肉の安全性について、Anafric社は「ヨーロッパの生産モデルは、その品質と食品安全基準が国際的に最も要求されており、地球上のどこに到着してもスペインの畜産物が安全で高品質であることを完全に保証し、さらに環境と動物愛護を尊重して生産されている」と述べています。
https://www.anafric.es/en/carne-y-salud-sustainability-and-a-european-production-model-for-the-spanish-meat-sector/

このキャンペーンでは、スペインへの逆輸入ミッション、2022年の東京FOODEXへの出展、プロモーションビデオ、レシピビデオ、レシピ付きの専用ウェブサイトなど、欧州産およびスペイン産牛肉の普及のためのさまざまな取り組みを行っています。

プロバクーノ社のインターナショナル・マネージャーであるホセ・ラモン・ゴドイ氏は、「EUとスペインで生産される牛肉は非常に高品質であり、このキャンペーンを通じて、その利点や特徴について日本国内での認知度を高めることができると期待しています」と述べています。
ワンダフルビーフのレシピやキャンペーン情報は、ホームページや各SNSページをフォローしてご覧ください。

Instagram:https://www.instagram.com/wonderfulbeefjp/
Facebook:https://www.facebook.com/wonderfulbeefjapan
YouTube:https://youtu.be/hqgASInk-YM
日本語公式サイト:https://wonderfulbeef.eu/?lang=ja

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Posted by 鬼岩 正和