東日本大震災で影響をうけた川にサケが帰ってきた!10年に渡り観察を続けた著者による珠玉の写真絵本【ふるさとの川をめざす サケの旅】

ライフ

秋。4年前にこの川で生まれ、海へと旅立ったサケたちは

産卵のためふるさとの川へと帰ってきます。

そして目的を果たすとそのまま生を終えるのです。

冬に卵からかえったサケの赤ちゃんは

どのように旅立ちの日までを過ごすのでしょうか。

水の中で繰り広げられる命のドラマを追いました。

本書は、10年にわたり東日本大震災の影響をうけた岩手県内の川に遡上するサケを観察してきた写真家が、貴重な生態写真を多数使い、その生き様を紹介する写真絵本です。巻末には親子で読めるQ&A「サケのこと、もっと知りたい!」を収録。

created by Rinker
¥2,200 (2024/12/08 00:42:37時点 Amazon調べ-詳細)

この本の特長

  • 岩手県内の川で生まれ、海へと旅立っていくサケの生態を追いかけた写真絵本です。川をさかのぼり産卵するサケの命がけの行動、そして卵から赤ちゃんがかえり、旅立つまでの希少なシーンを水中で撮影しました。

    身近な魚にも命のドラマがあるということ。また、その生育環境や人との関わりについても知ることができます。

    サケの一生や体の特徴がより詳しくわかるQ&A付き。

岩手県内の川に遡上するサケの取材を始めたのは2014年の秋のこと。東日本大震災の時にはがれきでいっぱいだったという川も、その頃にはおだやかで美しい姿を取り戻していました。当時は、次の世代へと命をつなぐため、海の旅から戻ってきたサケたちが次々とふるさとの川へとやって来ました。秋に産卵した卵がかえるのは冬。冷たい水の中で生まれたサケの赤ちゃんは、やがて群れを作り春には大海原へと旅立ちます。ところが地球温暖化の影響により、近年はこの川にサケが帰ってこなくなりつつあります。

平井佑之介写真展「いのちの旅 ふるさとの川をめざすサケ」より

著者について

平井佑之介(ひらい・ゆうのすけ)
1988年、東京生まれ。大学で動物行動学を学び、写真を通して「今を生きる」生き物たちの姿を伝え、人と動物、そして自然がともに暮らせるきっかけを作りたいと写真家を志す。伴侶動物であるイヌやネコから、イルカやビーバーなどの野生動物まで幅広く撮影している。
WEBサイト https://www.kemonomichianimal.com

X(旧Twitter)https://x.com/yunosukeikimono

Instagram https://www.instagram.com/yunosuke_hirai/

商品仕様

書名:命のつながり6「ふるさとの川をめざす サケの旅」

写真・文:平井佑之介

発行年月日:2024年9月17日

書店発売日:2024年8月31日

定価:2,200円(本体2,000円+10%税)

ISBN13:978-4-8299-9020-9

判型:B5判

ページ数:48ページ

電子版:2024年8月31日配信

発行所:文一総合出版(東京・千代田)

文一総合出版サイト:https://www.bun-ichi.co.jp/

投稿者プロフィール

鬼岩 正和
鬼岩 正和
WEB作家・小説家・エッセイスト「鬼岩正和」
キレイごとだけでは語れない親子の人生。人は闇に落ちてしまうのか?人生の機微を赤裸々に描く!
それだけじゃない!
WEBシステムエンジニア ・ ご当地プロデューサー ・ パノラマ写真家
https://4town.net/

ライフ

Posted by 鬼岩 正和