フェアトレード・ジャパンの団体アンバサダーに吉川ひなのさん就任 「誰もが持つ幸せになる権利を奪うことなく、世界中の人々がフェアに幸せに暮らせる世界を目指して」

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認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン(東京都中央区/事務局長 潮崎 真惟子、以下フェアトレード・ジャパン)は、「公正な貿易の実現によって、世界から貧困がなくなり、生産者が持続可能な生活を実現し、自ら未来を切り開いていける世界の実現」をVisionに1993年に設立から30年活動を行っています。

この度、私たちの考えに共感してくださり、ご自身でも環境活動をされている吉川ひなのさんに、フェアトレード・ジャパン団体アンバサダーに就任いただくこととなりました。

ハワイの大自然の中で自然に寄り添いながら3人の子どもを育てる吉川さんのお力をお借りしながら、一緒にフェアトレード・ジャパンのVison実現に向け活動を行っていきます。

【吉川ひなのさん就任にあたってのコメント】

わたしがフェアトレードを意識するようになったのは、一番上の子の妊娠がきっかけでした。新しく生まれてくる大切な我が子に、なにを買い与えるべきなのか。それまではなにも考えず、ただかわいいから、こっちのほうが安いからと選んできた全てのものが、実はどこで誰がどんなふうに作っていたものなのか、気になり始めたのです。お店の棚に綺麗に並んでいる野菜やお肉、流行のファッションアイテムを調べてみると、そこには想像を絶する生産背景を持つ商品が数多くあることを知りました。ただかわいいから、安いからと購入してきたことで、見えない人たちや動物を苦しめることに加担してしまっていたなんてと愕然とし、それからは選ぶものを吟味するようになりました。わたしたちひとりひとりが消費に責任を持ち、みんながフェアなものを選ぶだけでも世界は大きく変わっていく。誰もが持っている幸せになる権利を奪うことなく、世界中の人々がフェアに、幸せに暮らせる世の中を目指して、わたしのできることをこれからも続けていこうと思います。

人だけでなく環境にも優しいフェアトレードを選ぶことは、未来の地球を守るためにも重要な選択。普段自分のために購入するコーヒーやチョコレートなどはもちろん、友人や家族へのプレゼントにも児童労働や強制労働に関与していない、フェアトレードの商品を贈りたいですね。この素晴らしいフェアトレードの取組みが、もっともっと広まって、よりよい子どもたちの未来を作っていけますように。

<吉川ひなの/モデル タレント 環境アクティビスト>
13歳でモデルデビューし、その9頭身のスタイルと人形のような顔立ちで、広告や雑誌、そしてテレビを席巻してから約30年。妊娠をきっかけにハワイに移住し、うさぎやにわとり、猫たちとともにオーガニックなライフスタイルを送る今は、ほんのり小麦肌が似合う3児の母に。自然を愛する心を大切に持ち続ける彼女が自身で徹底的に調べたり考えたりして選び抜いたモノや習慣は、多くの人たちから注目を集める。SNSだけでなく、オーガニックコットンを使った子ども服ブランド「 Love the Earth blue 」やナチュラルコスメブランド「 hinalea 」などを通じて、その価値観や人生観を発信し続けている。

認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン

1993年設立、2023年11月に30周年を迎えた認定NPO法人。
国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)の構成メンバーとして、日本国内における国際フェアトレード認証ラベルの認証・ライセンス事業、フェアトレード の啓発・アドボカシー活動を行います。
国際フェアトレードラベル機構は、公正な取引を通じた世界の貧困問題の解決、生産者の持続可能な生活の実現を目指して1997年設立された国際組織。現在開発途上国 70カ国・200万人以上の生産者・労働者と消費国30カ国メンバーが参加しています。(https://www.fairtrade-jp.org/

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Posted by 鬼岩 正和