鬼才俳優・佐藤二朗が原作・脚本・監督・出演を務めた話題作『はるヲうるひと』がdTVで配信スタート!
『今日から俺は!!』『新解釈・三國志』などのコメディから『さがす』などのシリアスなサスペンスまで、幅広い作品で存在感を放つ鬼才俳優・佐藤二朗。
彼が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で公演した同名作品を、自らメガホンをとって映画化した『はるヲうるひと』が映像配信サービスdTVで配信スタートいたしました。
物語の舞台は、本土から離れたとある孤島。
1日に2回連絡船が来るだけの島にある置屋の遊女たちは、客の相手をしながら島の外の話を聞く日々でした。
置屋のひとつ「かげろう」で、貧しくもお互いを鼓舞しながら働くのは、ベテランの峯をはじめとする個性的な4人の遊女。父親から継いだ長男の哲雄が仕切る店で、遊女の世話係をする次男の得太と病がちな妹のいぶきは遊女たちと同居中。
凶暴な性格の哲雄は、遊女たちにもすぐ暴力を振るい、特に弟の得太にはひときわ辛くあたります。
希望のない生活の中、必死でいぶきを守りながら、哲雄に対してこびへつらう得太。
哲雄はなぜ得太を虐げるのかーーふたりの間には、断ち切れない過去の因縁があり……。
監督も務めた佐藤二朗が哲雄を演じ、得太には『勇者ヨシヒコと導かれし七人』などで佐藤と共演経験の多い山田孝之、いぶきには『モテキ』『土竜の唄』シリーズの仲里依紗、ベテラン遊女の峯には『燃えよ剣』の坂井真紀と、豪華キャストが集結。
さらに、遊女の純子役の今藤洋子、りり役の笹野鈴々音など、舞台版からの続投キャストも出演し、重厚な世界観を支えています。
本作の大きな見どころは、実力派俳優が揃っているからこその「芝居」の圧倒的迫力。
コメディ作品のイメージも強い佐藤二朗が今作で見せる、底知れない恐怖の表現力に息を呑むこと間違いなし!
その佐藤に喰らいつくように、山田孝之や仲里依紗らが体当たりで繰り広げる芝居の生々しさも圧巻。十分なキャリアを経てなお、新たな境地に踏み込む渾身の芝居は必見です。
ささやかな希望を抱きながら逞しく生きる遊女たちと、愛憎に絡め取られた3きょうだいの選ぶ道とは?
第35回ワルシャワ映画祭の1-2コンペティション部門への出品や、江陵国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞するなど、世界で評価を集めた『はるヲうるひと』。ぜひ、この機会にdTVでチェックしてみてはいかがでしょうか。
■『はるヲうるひと』
~概要~
佐藤二朗が主宰する演劇ユニット【ちからわざ】で2009年に初演、2014年に再演され、演劇界からも絶賛された舞台を映画化。R15+指定作品。
~あらすじ~
とある島。 そこは至るところに「置屋」が点在する、いわば売春島。 本土からは日に二度、連絡船が出ており、客の往来の足となっていた。 住民たちはこの閉塞された島で一生を過ごす。 女は客から「外」の話を聞いて思いをはせる。 男は、女たちのそんな「夢」を一笑に附して留まらせる。 ある置屋にその「三兄妹」はいた。 長男の哲雄(佐藤二朗)は店を仕切り、その凶暴凶悪な性格で恐れられている。 次男の得太(山田孝之)は哲雄にこびへつらい、子分のようにしたがっている。 長女のいぶき(仲里依紗)は、長年の持病を患い床に伏してる。ここで働く四人の個性的な遊女たちは、哲雄に支配され、得太をバカにして、いぶきに嫉妬していた。
作品URL:https://bit.ly/3j1IyNH
コピーライト:(C)2020「はるヲうるひと」製作委員会
投稿者プロフィール
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WEB作家・小説家・エッセイスト「鬼岩正和」
キレイごとだけでは語れない親子の人生。人は闇に落ちてしまうのか?人生の機微を赤裸々に描く!
それだけじゃない!
WEBシステムエンジニア ・ ご当地プロデューサー ・ パノラマ写真家
https://4town.net/
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