【星のや東京】貸切舟で桜の絶景を眺めながら、特製花見重を堪能する「春日向の花見舟」開催|期間:2024年3月25日〜4月10日 ~江戸に思いを馳せながら花見を愉しむ~

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各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、2024年3月25日~4月10日の期間、「春日向(はるひなた)の花見舟」を開催します。春日向の花見舟は、春のうららかな陽気の中、舟で桜の絶景を巡るアクティビティです。大横川の両岸に咲く桜並木を静かにゆったりと堪能できます。舟の上で味わうのは、江戸時代に使われていた提げ重に、彩り豊かな旬の食材を用いた特製の花見重と関西・上方から江戸に運ばれた上質な日本酒です。1日1組限定の特別な花見席で優雅な舟あそびを愉しめます。

江戸の町は、物資や人を運ぶための高度な水運機能を持つ「水の都」として栄えました。水路を中心に問屋や市場が生まれ、周辺には飲食店が広がり、活気にあふれた江戸の町で、人々は水辺に多くの愉しみを見いだしました。四季折々の豊かな水辺の風景を舟から眺めて愉しむ「舟あそび」がそのひとつです。春には、江戸の徳川将軍家が隅田川沿いに植えた桜が咲き誇り、また、幕府が庶民の行楽を奨励したことから、人々は舟から花見を愉しんだと言われています(*1)。星のや東京では、江戸の文化に倣い舟の上から桜を眺め、日常から離れて贅沢な春のひとときを過ごしてほしいという思いから、本アクティビティを開発しました。

*1 双葉社「旧暦で読み解く江戸」(2013)

「春日向の花見舟」の3つの特徴

1 オリジナルの提げ重を使った特製花見重

江戸時代の人々は、花見に出かける際にお弁当や酒器を持ち、旬の味覚やお酒とともに、咲き誇る桜を愉しんでいたと言われています(*1)。本アクティビティで用意するのは、星のや東京オリジナルの提げ重に、鯛や筍、独活といった春の食材を使用した特製花見重です。提げ重とは、江戸時代、行楽に出かける際に使用されていた、重箱、銘々皿、酒筒や盃などの酒器を携行できるように、持ち手のついた外枠の中におさめたものです。花見重、野弁当とも呼ばれ、四季折々の物見遊山の際に重宝されたと言われています。彩り鮮やかな八寸や、深川めしの原型になったと言われている、あさりのぶっかけを楽しめます。

2 優雅に桜を眺めることのできる寛ぎの花見席

貸し切り舟には、優雅に桜を眺められる花見席を用意します。桜を見上げながら、足を伸ばして寛げるデイベッドのようなソファが設えられた特別な席です。横になって空を見上げると、青空と満開の桜が目の前に広がります。都会の喧騒から離れ、プライベートな空間で桜を眺める優雅なひとときです。

3  桜の絶景を望める独自のコース

五街道の起点である日本橋の桟橋から出航し、江戸時代に花見で賑わっていた隅田川を進み、大横川へと向かいます。大横川の両岸に数百メートル続くソメイヨシノの桜並木や、その桜が水面に映る様は絶景です。屋外の開放的な桟敷席で穏やかな春風を感じながら、移り変わる桜の風景を堪能できます。また、舟を運航する「舟遊びみづは」のガイドが、橋や街など周囲の歴史とともに観光名所について紹介します。馴染みのある場所でも、舟に乗って街や桜を眺めることで、これまで気が付かなかった魅力に気付く、贅沢な春のひとときです。

<スケジュール例>

12:00 星のや東京 出発

12:15 日本橋桟橋にて乗船

12:30 大横川で花見重と日本酒を楽しみながら川沿いの桜並木を堪能する

14:00 星のや東京 到着

「春日向の花見舟」概要

■期間     :2024年3月25日~4月10日

■時間     :12:00~14:00(乗船時間90分)

■定員     :1日1組(2名)

■料金     :1組140,000円(税・サービス料込、宿泊料別)

■含まれるもの :貸切クルーズ、花見重、日本酒

■予約     :公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyatokyo/)より

14日前までに予約

■対象     :星のや東京宿泊者

■備考     :状況によりスケジュール、内容が一部変更になる場合があります。

開花状況により、桜を見られない場合があります。

桟橋までの移動は料金に含まれません。

■星のや

「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化をおもてなしに繊細に織り込み、出合った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れから解き放つ。

URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/hoshinoya/

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Posted by 鬼岩 正和