美術館「えき」KYOTO 「オードリー・ヘプバーン写真展 AUDREY in Cinema」開催! 2023年4月1日(土)~5月14日(日)会期中無休

エンタメ

女優、オードリー・ヘプバーンが惜しまれつつこの世を去って30年(1929-1993)。ファッションアイコンとして憧れの的であり、また信念ある生き方は、今もなお多くの人に共感されています。本展では、彼女が出演した映画をテーマに、著名な写真家の作品を含む約120点の写真を展覧します。

『麗しのサブリナ(1954)』より ©Bud Fraker、mptvimages.com

女優、オードリー・ヘプバーン(1920-1993 べルギー生まれ)はバレリーナを夢見ていた女の子でした。1948年にロンドンに渡り、バレエスクールに入学しますが、高身長のためプリマを断念。その後いくつかの舞台や映画を経験し、1951年に映画『モンテカルロへ行こう』撮影時にスランスの作家シドニー=ガブリエル・コレットに見いだされ、ブロードウェイ・ミュージカル『ジジ』の主演女優に抜擢されます。そしてハリウッド映画『ローマの休日』で王女役をつかみ取ったオードリーは、気品に満ちたプリンセスを可憐に演じ、一躍スターへの道を歩み始めます。前髪を短く切り、サイドをカールした髪型"ヘプバーンカット"は話題を呼び、映画『麗しのサブリナ』では黒のトップス、細見の八分丈パンツにフラットシューズは"サブリナ・ファッション"として世界中にブームを巻き起こしました。プライベートでは、二人の息子の母となり、また晩年にはユニセフ親善大使として困難な生活を送る子どもの保護活動に貢献しました。

『ティファニーで朝食を(1961)』より mptvimages.com

本展では、『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』『マイ・フェア・レディ』など約20の映画作品より、本番やリハーサル中の愛らしいオードリーの姿を撮影した約120点の写真を一堂に展覧します。また、展覧会オリジナルグッズも多数販売します。オードリーの魅力あふれる世界をお楽しみください。

『マイ・フェア・レディ(1964)』より ©Bob Willoughby、mptvimages.com

【開催要項】「オードリー・ヘプバーン写真展 AUDREY in Cinema」
●会期:2023年4月1日(土)~5月14日(日)会期中無休
●会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接) ●開館時間:10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)
●入館料(税込):一般900円、高・大学生700円、小・中学生500円
「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。
●お問合せ:ジェイアール京都伊勢丹 TEL075-352-1111(大代表) 公式ホームページ https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museumu/
※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、掲載内容が変更となる場合がございます。最新情報は当館ホームページをご覧ください。

オードリー・ヘプバーンは、数多くの優れた作品に出演し、優雅で知的なスタイルで世界的な女優として知られています。彼女を代表するものは以下のようになります。

  1. 映画「ローマの休日」のヒロイン役:1953年に公開されたこの映画は、オードリー・ヘプバーンの代表作のひとつであり、彼女が演じたアン王女の役柄は、今日でも彼女の代表的なイメージとなっています。
  2. クラシックなスタイルとファッション:オードリー・ヘプバーンは、細身のシルエットやブレザー、パンツスタイルなど、クラシックで知的なファッションスタイルを確立しました。特に、ボートネックのブラックドレスや大きなサングラスなど、彼女が着用したアイテムは、今でもファッションアイコンとして親しまれています。
  3. 国際的なヒューマニタリアンワーク:オードリー・ヘプバーンは、国際連合児童基金(UNICEF)の親善大使として、子供たちのための教育や援助を行い、多大な功績を残しました。彼女のヒューマニタリアンワークは、彼女の芸術的な業績と同様に、彼女の人間性を代表するもののひとつとなっています。

エンタメ

Posted by 鬼岩 正和