『熱帯魚』のチェン・ユーシュン監督最新作!台湾発ファンタジック・ラブロマンス『1秒先の彼女』がdTVで配信中

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長編映画デビュー作『熱帯魚』で注目を集めたチェン・ユーシュン監督の最新作『1秒先の彼女』が、映像配信サービス「dTV®」で好評配信中

主人公は、郵便局で働くアラサー女子のヤン・シャオチー。
仕事も恋もうまくいかない彼女は、昔から何をするにも「ワンテンポ早い」のが悩みの種でした。
かけっこも水泳も常にフライングで怒られ、写真撮影では笑うタイミングが合わずに半目ばかり。不運な人生に失望していたところ、公園でダンス教室を開いているイケメン講師リウ・ウェンセンと出逢います。
積極的なアプローチを受け、台湾でのバレンタインデーにあたる七夕にデートに行くことに。
一発逆転の展開に有頂天になるシャオチーでしたが、彼女が次に目覚めたのは7月8日の朝。楽しみにしていたバレンタインデーが消えてしまったのです。
消えた7月7日の謎を追う彼女が掴んだ手がかりは、7月7日に撮られたらしい自分の写真と、「038」と書かれた私書箱の鍵。そして、毎日郵便局にやってきて窓口で手紙を発送する怪しい常連客ウー・グアタイの存在にも秘密が……。
グアタイは、シャオチーとは逆に「ワンテンポ遅い」という悩みを抱えるバスの運転手。
次第に明らかになるグアタイとシャンチーの関係、7月7日に起きた奇跡とは?

本作の注目ポイントは、チェン・ユーシュン監督らしい映像美と、予想を裏切るシナリオの緻密さ。
青春ラブストーリーでありつつ、後半に描かれる意外な展開、鮮やかな伏線回収など、惹き込まれる仕掛けがたくさん盛り込まれています。
日本でも人気のスイーツ「豆花(トウファ)」や、監督のデビュー作『熱帯魚』の舞台となった嘉義県・東石村の風景など、台湾映画ならではの要素にも注目です。
シャオチーを演じるのは、台湾でタレントとしても人気を博す女優リー・ペイユー。
飾らない自然体の魅力を発揮し、空回りしながらも懸命に生きるシャオチーを熱演。この演技で、第57回金馬奨(台湾アカデミー賞)主演女優賞にノミネートを果たしました。
そして、グアタイ役には、ドラマや映画、舞台で幅広く活躍するリウ・グァンティン。
心優しくまっすぐなグアタイを体当たりで演じ、同じく金馬奨主演男優賞にノミネートしています。
さらに、本作は日本版リメイクも決定しております。

金馬奨では、史上最多となる作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞を受賞した『1秒先の彼女』。ぜひ、この機会にdTVでチェックしてみてはいかがでしょうか。

■『1秒先の彼女』
~概要~
『熱帯魚』『ラブ ゴーゴー』チェン・ユーシュン監督最新作は、人よりワンテンポ早い彼女の消えたバレンタインを巡る物語。
~あらすじ~
郵便局で働くシャオチー(リー・ペイユー)は、仕事も恋もパッとしないアラサー女子。何をするにもワンテンポ早い彼女は、写真撮影では必ず目をつむってしまい、映画を観て笑うタイミングも人より早い。ある日、ハンサムなダンス講師(ダンカン・チョウ)とバレンタインにデートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。バレンタインが消えてしまった…!? 消えた1日の行方を探しはじめるシャオチー。見覚えのない自分の写真、「038」と書かれた私書箱の鍵、失踪した父親の思い出…謎は一層深まるばかり。どうやら、毎日郵便局にやってくる、人よりワンテンポ遅いバスの運転手・グアタイ(リウ・グァンティン)も手がかりを握っているらしい。そして、そんな彼にはある大きな「秘密」があったー。 失くした「1日」を探す旅でシャオチーが受け取った、思いがけない「大切なもの」とは…!?
作品URL:https://bit.ly/3IVWgMy
コピーライト:(C)MandarinVision Co, Ltd

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Posted by 鬼岩 正和