伍代 夏子氏、STU48今村 美月氏、兵頭 葵氏が愛媛県民の働く世代へ肝炎啓発を呼びかけ「会社の健康診断だけで安心せず、肝炎ウイルス検査も受けてください」

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「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎に対する正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として活動しております。
この度10月30日(日)に、アイテムえひめで「繁盛EXPO Yモール」が開催され、ステージイベント『「知って、肝炎プロジェクト」特別イベント –今、働きざかりのあなたに知ってほしい、肝炎のこと-』を実施しました。
このイベントには、「知って、肝炎プロジェクト」肝炎対策特別大使の伍代夏子氏、スペシャルサポーターのSTU48の今村美月氏、兵頭葵氏が出演し、会場に集まった方々へ向けて、「元気に働いているからといって自分には関係ないと思わずに、肝炎ウイルス検査を受けてください。」と呼びかけました。

■「肝炎ウイルスは血液を介して感染します。年齢は関係ありません。」
このイベントには愛媛大学大学院の日浅陽一先生も登壇し、肝炎をはじめとする肝臓の病気についての話をしていただきました。日浅先生は、「肝炎ウイルスは血液を介して感染します。感染していると気が付いていないお母さんから産まれた子どもが感染していたり、ピアッサーの使いまわしなども感染の原因となります。」と若い人でも感染する可能性があることを話しました。
この話を聞いた兵頭氏は「若いからまだ関係ないと思いがちですが、血液によって感染してしまうので年齢は関係ありません。肝炎は早期発見が重要なので、これを機に検査を受けてほしいです。」と年齢に関わらず、検査を受けていただくことを呼びかけました。

また、今村氏は「肝炎は“沈黙の臓器”と呼ばれていて、自覚症状が出ないうちに病気が進行してしまいます。気が付かずに放っておくと、肝硬変や肝がんになり、命に関わるとても怖い病気です。」と肝炎ウイルスの発見が遅れることの怖さを伝えました。
そして、伍代氏は「人間には修復力があります。肝臓も蝕まれては修復し、また蝕まれたら修復し…と繰り返しますが、何度も繰り返しているうちに健康な肝臓には戻らなくなってしまいます。そうなってからでは治療も難しくなりますので、とにかく肝炎ウイルスの早期発見が大事です。」と強く訴えました。

■「健康診断の際には、オプションで肝炎ウイルス検査も受けてください」
伍代氏は肝炎ウイルス検査について「たった一回の採血で皆さんの体の中にウイルスがいるか確認できます。ただ、皆さんが会社で受けている通常の健康診断ではこのウイルスの有無はわからないことが多いので、肝炎ウイルス検査をオプションで追加していただきたいです。」と話しました。
続けて日浅先生からも、「健康診断の血液検査では、仮にウイルスをもっていたとしても正常という結果が出てしまいます。肝炎ウイルスはいつどこで感染したかも分かりづらいので、一度検査をして自分の肝臓の状態を知ることが大切です。」と健康診断を受診しているからといって安心はできないことを呼びかけました。
また、感染が判明した際について、今村氏は「医療の発達により、早期発見出来ればC型肝炎は飲み薬で完治も出来ます。さらに、医療費の助成もありますので、放っておかずに治療をしてください。」と感染した場合でも安心して治療を受けていただけることを伝えました。

■「肝炎を、自分事としてとらえてください」
最後に、会場の皆さんに向けたメッセージを聞かれると、日浅先生は「近年、愛媛県は全国でもワーストのランキングに入るほど肝がんの死亡率が高い県です。そういった環境にいることを自覚していただいて、もっと肝臓病について関心を持っていただきたいです。」と訴えました。
また、今村氏からは「命は自分だけのものではないです。自分のためにも、家族のためにも、いつも支えてくれている周りの方のためにも検査を受けてください。」と、強く呼びかけられました。
兵頭氏からは「肝炎は、早期発見が一番の治療の近道です。今日をきっかけに肝炎を自分事としてとらえてください。」と、自分だけのためではなく、大切な人のためにも自分の肝臓の状態を知ることが大事だと話しました。
伍代氏は「とにかく肝臓が元気なうちに検査をしてください。私自身、過去にお仕事のために受けた検査で、肝炎ウイルスが体内にあることがわかりました。当時は今のような治療薬もなく、重い副作用もありました。ですが、今は早期発見すれば副作用もほとんどない薬のみで完治できます。そのためにもいち早く肝炎ウイルスを見つけることが重要ですので、是非一度肝炎ウイルス検査を受けてください。」と自身の体験から、症状が無くても働きざかりの今だからこそ検査を受ける必要があると訴えました。

投稿者プロフィール

鬼岩 正和
鬼岩 正和
WEB作家・小説家・エッセイスト「鬼岩正和」
キレイごとだけでは語れない親子の人生。人は闇に落ちてしまうのか?人生の機微を赤裸々に描く!
それだけじゃない!
WEBシステムエンジニア ・ ご当地プロデューサー ・ パノラマ写真家
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Posted by 鬼岩 正和