12月開催のヨコハマダンスコレクション2022が全プログラムを発表 テーマは「身体を超えた先に~ダンスとテクノロジー」
【ヨコハマダンスコレクション】
横浜赤レンガ倉庫1号館を拠点に毎年開催されている創造的ダンスの祭典。
世界的な振付コンクールの日本プラットフォームとして1996年にはじまり、今回で28回目を迎える。
500組以上の振付家を世界に送り出したコンペティションのほか、近年の受賞者による公演、国際的に活躍する振付家による新作、海外のダンスフェスティバルとの連携プログラムなど、多彩なプログラムで構成される。
いつの時代もアートとテクノロジーは密接。ダ・ヴィンチを生んだ国の21世紀の総合芸術。
fuse* 『Dökk』 (日本初演)
【日時】 12月14日(水)19:00
【会場】 横浜市市民文化会館 関内ホール 大ホール
演出・制作統括:Mattia Carretti, Luca Camellini
コンセプト:Mattia Carretti
振付・出演:Elena Annovi
制作:fuse*
共催:イタリア文化会館
『Ljós』発表後、3年を費やし完成した『Dökk』(ドック:アイスランド語で「闇」)は、世界各地で高い評価を受けるインタラクティヴ・ライブメディア・オペラ。キーコンセプトは、人間存在のシンクロニシティと予測不可能性。ひとりのダンサーを中心に、象徴的なストーリーが進む。背景のスクリーンとホログラムがダンサーの全身を映像で包みこみ、舞台上の音、動き、心音はデータ化されてリアルタイムで映像とサウンドを変化させる。さらに新開発のシステムが劇場外のSNSトレンドのセンチメント分析を行い、そのデータも舞台の映像を変化させ、劇場内のフィクションと劇場外のリアルが接続する。ダンスアートの最先端、一夜限りの上演は見逃せない。
映像と身体が織りなす幻想的なランドスケープ。
デジタルとリアルの接点を生きる、未知なる感覚の旅。
fuse* 『Ljós』 (日本初演)
【日時】12月10日(土)14:30/18:30
12月11日(日)14:30/18:30
【会場】 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
リアルな身体とバーチャルな身体が会場に立ちあげるスリリングなダンス。これまでにない多面的な鑑賞体験。
梅田宏明
『indivisible substance』(日本初演)
【日時】12月7日(水)19:00
12月8日(木)19:00
【会場】 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
ディレクション・振付:梅田宏明
出演:中村優希、林田海里、YULI
制作:S20
共同委嘱:West Kowloon Cultural District (香港)、横浜赤レンガ倉庫1号館
特定のダンスジャンルに留まらず、身体をメディアアートの領域に開き、2002年YDCをきっかけに国際的なアートシーンで活動を展開する梅田宏明。横浜赤レンガ倉庫1号館振付家 就任後、待望の最新作は新コンセプトのダンス・パフォーマンスだ。コロナ禍以前から、梅田は「オンラインでこそ可能なダンスの見せ方」を探求。本作のためには2021年からダンサーと制作を開始し、音楽にAOKI takamasa、ヴィジュアルに松山周平とTHINK AND SENSEらデジタル表現の先端を探るアーティストとコラボレーションを進行した。リアルな身体とバーチャルな身体が会場に立ちあげるスリリングなダンスは、VR作品や映像作品にも展開され、これまでにない多面的な鑑賞体験を観客に提案する。
個性的なムーバーたちが生みだす予期せぬ動きや新鮮なフォルム。純粋な動きの欲望に還元されたダンスの原石。
梅田宏明ディレクション
『Movers Platform』
【日時】12月16日(金)17:00
12月17日(土)17:00
【会場】 象の鼻テラス ※入場無料
- ダンスクロス
コンペティションⅠ「 若手振付家のための在日フランス大使館賞・ダンス リフレクションズby ヴァン クリーフ&アーペル賞」受賞者が、フランスでのレジデンスの成果を発表。
プラトン「饗宴」のアンドロギュノスの挿話を手掛かりとする、磁力と曖昧な身体をめぐる考察。
敷地 理+イ・ソヒョン 『unisex #01』(世界初演)
【日時】12月5日(月)19:00
12月6日(火)19:00
【会場】横浜にぎわい座 のげシャーレ
コンセプト・振付:敷地 理
出演:敷地 理、イ・ソヒョン
ダンスというフィジカルなアートによって、踊り手のマインドや内に秘めるスピリットを伝える事。
岡本 優 『OBEY to Supreme』(世界初演)
【日時】12月16日(金)19:00
12月17日(土)15:00
【会場】横浜にぎわい座 のげシャーレ
振付・構成・演出・出演:岡本 優
- ダンスコネクション
Aerowaves、城崎国際アートセンターとの連携による作品上演と前回コンペティションII最優秀新人賞受賞振付家による新作のダブルビル。
【日時】12月10日(土)16:00
12月11日(日)16:00
【会場】横浜にぎわい座 のげシャーレ
生身の身体をぶつけ合い、
感情を交換するエモーショナルなデュエット。
ヤンナ・ヤロネン/ Collective Dope
『BEAT ‘I just wish to feel you’』(日本初演)
コンセプト・演出:Jenna Jalonen
出演:Jenna Jalonen, Jonas Garrido Verwerft
音楽:Adrian Newgent
独自の死生観をもとに描く、現代社会の光と闇。
構築と破壊のスパイラル。
浅川 奏瑛
『帰り道をなくして、この足』(世界初演)
振付:浅川 奏瑛
出演:浅川 奏瑛、伊藤 奨、鈴木 梨音
- コンペティション
コンペティションⅠ
14の国・地域を拠点に活動する92組の応募から、映像・書類審査を通過した4カ国8組のファイナリストによる作品上演。
12月3日(土)15:00
池上楓子/中村たから、寺杣彩、ファイルル・ザイヒド 〈LASALLE Dance〉、グエン ヅウィ タイン
12月4日(日)15:00
小倉笑、小野彩加/中澤陽、四戶賢治、リュウ イ リン
【会場】横浜赤レンガ倉庫1号館
コンペティションII 新人振付家部門
振付家としての活動を目指す25歳以下の新人アーティスト29名から、映像・書類審査を通過したファイナリスト10名による作品上演。
12月1日(木)19:00 秋田乃梨子、斎藤健一、SHIon、松崎桃子、安永ひより
12月2日(金)19:00 今井亜子、オカダヒロエ、北村桜、宮悠介、三輪麗水
【会場】横浜にぎわい座 のげシャーレ
ヨコハマダンスコレクション2022
身体を超えた先に~ダンスとテクノロジー~
会期:2022年12⽉1⽇(木)~12⽉17⽇(土)
会場︓横浜⾚レンガ倉庫1号館、横浜にぎわい座 のげシャーレ、象の⿐テラス、横浜市市民文化会館 関内ホール
主催︓横浜⾚レンガ倉庫1号館[公益財団法⼈横浜市芸術⽂化振興財団]
共催:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、象の鼻テラス、横浜にぎわい座[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(国際芸術交流支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
提携:YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会)、横浜フランス月間2022、MUTEK.JP
協賛:キリンビール株式会社横浜支社、株式会社JVCケンウッド
協力:城崎国際アートセンター(豊岡市)、スタジオアーキタンツ、急な坂スタジオ、株式会社JSS
後援:横浜市文化観光局、新書館「ダンスマガジン」
【チケット情報】 10月3日(月)前売開始
https://yokohama-dance-collection.jp/ticket/
【倫理的ガイドライン】
https://yokohama-dance-collection.jp/access/
投稿者プロフィール
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WEB作家・小説家・エッセイスト「鬼岩正和」
キレイごとだけでは語れない親子の人生。人は闇に落ちてしまうのか?人生の機微を赤裸々に描く!
それだけじゃない!
WEBシステムエンジニア ・ ご当地プロデューサー ・ パノラマ写真家
https://4town.net/
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