精進懐石料理の株式会社泉竹、夏の特別懐石精進料理おもてなし会開催 8月下旬より練馬区広徳禅寺塔頭圓照院にて念願の来店型店舗(完全予約制)をスタート。

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京都由来の伝統精進懐石料理を提供する株式会社泉竹(代表取締役:鈴木邦昌、本社:東京都練馬区桜台6-43-3圓照院内、以下:泉竹)が、東京都練馬区桜台 “広徳禅寺塔頭圓照院”にて新店舗をオープン致します。ご来店お披露目として、「夏の特別懐石精進料理おもてなし会」を8/26(金)〜8/29(月)の4日間に渡り開催致します。

  • 伝統の精進,会席,茶懐石料理

外国の衣食住をほとんど抵抗なく受け入れている現代の日本において、そもそものルーツである和食は薄れつつある文化と言っても過言ではないでしょう。
しかし正月にはおせちを、土用の丑の日には鰻などの行事食、また地域それぞれの特産品を使用した郷土料理など、文化はその国の“食“無くしては語ることが出来ません。
本格的な日本料理である懐石料理や精進料理も、その重要な食文化の一つです。

■大陸から伝わった“精進料理”

主に豆腐や野菜などの植物性の食材のみを使用した料理で、現代でもお盆のお供物やその間の家族の食事としても用いられる精進料理。
鎌倉時代に禅僧栄西と道元が宋(現在の中国)に留学し、宋の寺院で行われていた精進食を日本で再現したのが始まりと言われており、禅宗と深い関わりがあります。
仏教の戒律を守る修行僧の為に生まれ、殺生や煩悩への刺激を避けることを目的としていました。
仏教は掃除や洗濯など日々の衣食住の営みそのものが修業とも言えます。
手間ひまのかかる精進料理を“調理する工程”も修業の一環として捉え、細かな規律が設けられているのも特徴の一つです。

■“会席料理”と“茶懐石料理”

この二つのお料理の違い、ご存じでしょうか?
端的にいうと、“会席料理”はお酒と一緒に来客をもてなすお料理、“茶懐石料理”は一汁三菜を基本としたお茶と一緒に体を温めるお料理のことを指します。
会席料理は武士が客をもてなすために作った“本膳料理”が元となった華やかなものの為、今の日本食のフルコースとも言えるでしょう。
それに対し茶懐石料理は1日の食事が一回きりだった修行僧が、空腹で体温が下がった際に温かい石を懐に入れて暖をとるような、体を温め空腹をやわらげるくらいの軽い食事という意味で名付けられました。
こちらも精進料理と同じく禅宗と深い関わりのあるお料理です。

  • “夏の特別懐石精進料理おもてなし会” 詳細

この度のお披露目としまして、「夏の特別懐石精進料理おもてなし会」を8/26(金)〜8/29(月)の4日間に渡り開催致します。
当日は前菜やお弁当,お菓子やフリードリンクなどをご用意しております、
予約制となりますので、ご来店の際は必ずお電話にてご予約をお願い致します。

[夏の特別懐石精進料理おもてなし会]
▶︎開催期間
8/26(金)〜8/29(月)
▶︎お時間
・昼の部11:00,12:00,13:00,14:00
・夜の部16:00,17:00,18:00,19:00
※ご都合の良いお日にち,お時間をお選び下さい。
▶︎費用
¥5,000(税込)
▶︎ご予約方法
お電話(090-1539-3874)にて承っております。

[お料理詳細]

・精進前菜三種類
・お弁当(“精進料理弁当”又は”懐石料理弁当”)
・京都大徳寺納豆入り干菓子
・フリードリンク(日本酒,ビール,ワイン,ソフトドリンク)
※お弁当, 京都大徳寺納豆入り干菓子は、お召し上がりの他お持ち帰りも可能です。

[注意事項]
・ご予約制となりますので事前にご予約の上、ご来店くださいませ。
・予約受付は8/21(日)までにお願いします。
・お席は満席になり次第受付終了となります。
・駐車場のご用意はございません。

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Posted by 鬼岩 正和